映えトゥクー若者が考える若者のためのツアー

1.目的・活動のきっかけ

「町田×スポーツ×映え×トゥクトゥクツアー」

 経済学部の杉浦ゼミの中で街づくりに関して興味がある4人で集まり、町田について考えることになりました。昨年、FC町田ゼルビアがJ1の3位に躍進し、シーズンの観客動員数は前シーズンの2倍になりました。しかし、町田駅・鶴川駅から町田GIONスタジアムへは交通アクセスが悪く、町田の地域活性化に繋がりにくいという課題があります。また、町田市役所と町田ゼルビアの方へのヒアリングしてみると、若者をもっと町田に呼び込みたいという声があることもわかりました。そこで、昨年に法政大学多摩キャンパスで試行運転を実施したトゥクトゥクを用いて駅とスタジアムを結ぶ日帰りツアーを企画することにしました。

2.活動の内容の内容

「町田の映えスポットを巡るツアーを」

 日帰りツアーを企画する上で重要視したのは「映え」です。駅とスタジアムの間には魅力的な飲食店や公園、スポットがあります。カフェ44apartmentランチ、町田リス園、薬師池公園といったとても映えるこれらのスポットをトゥクトゥクで巡るツアーです。ツアーを企画する上で一番難しかったことは、ビジネスとしてどのように成り立たせるかです。若者がツアーに参加したいと思う価格でどのように利益を出していくかという点がとても難しかったです。起業家としての視点を得られたことが大きな学びとなりました。

↑企画したツアーの様子です!

3.これから

「町田を、西東京をもっと盛り上げる」

 町田市をもっと知りたい、町田をもっと盛り上げたいという気持ちを最初から最後まで持ちながら、たまらぼのプロジェクトを終えることができました。今後も、その気持ちを持ち、トゥクトゥク以外の手段も考えながら活動を続けていきたいです。また、町田市以外の西東京地域にも魅力的なスポットがあります。そうしたスポットにも若者を呼び込めるような企画も考えていきたいです。

記事 篠田大知
取材 篠田大知・鈴木爽真・舘茉日乃・芳賀ひなた