バス通学を便利に、学生×飲食店をつなぐ新アプリ「たまっぷ」

1.目的・活動のきっかけ

「学びを実践に、実践を価値に。」

 「たまっぷ!」アプリをリリースした「CODE MATES」は、ITに関心のある学生を中心として、実用的なアプリの開発を目標に取り組むプログラミングサークルです。2023年まで、多摩キャンパスにはIT系の活動を行うサークルが存在しませんでした。
 そこで、設立者の「プログラミングスキルを習得しつつ、実用性の高いサービスを生み出したい」という思いから、多摩唯一のプログラミングサークルが誕生しました。
 設立2年目には、多摩キャンパス周辺の利便性向上に貢献するため、「たまっぷ!」アプリを開発しました。主にバスの時刻情報や大学近隣の飲食店で利用可能なクーポンを掲載しており、法政大生がより快適なキャンパスライフを送れるように設計しました。

2.活動の内容

「広がる挑戦、つながる未来。」

 「CODE MATES」では、大学の講義のように評価を得ることが目的ではなく、自分のやりたいことに自由に挑戦し、その価値を認めてもらえる環境が整っています。
 活動内容はアプリ開発にとどまらず、IT知識の習得、広報活動、アンケート調査など多岐に及んでいます。
 メンバーの多くは初心者でしたが、それぞれが自ら手を動かし、IT知識を身につけようと試行錯誤を重ねてきました。広報活動にも力を入れており、2024年10月には4日間で1,400枚のチラシを配布しました。また、アンケートを通じて利用者と飲食店の双方からフィードバックを収集し、その情報をもとにアプリの改善を続けてきました。
 こうした取り組みが実を結び、2024年度の「たまらぼ」にて最優秀賞を受賞することができました。

3.これから

「より使いやすいサービスを、地域に息吹を」

 「たまっぷ!」アプリの展望として、バスの臨時便における時刻の反映や他機能の拡充を計画しています。さらに、多摩キャンパスに在籍する学生がより多くの恩恵を受けられるサービスへとアップデートしていく予定です。 
 「たまっぷ!」をモデルケースとして、観光客と飲食店をつなぐ新たなサービスへ展開も視野に入れています。一方で、「たまっぷ」とは別のサービスにも挑戦したいと考えております。今春に本団体としての認可も下り、新たな一歩を踏み出しました。2025年度の活動ではさらなる飛躍ができるよう、スキルの習得からアプリの開発まで取り組んでいく予定です。
 今後も実用的なアプリを開発できるよう取り組んでまいりますので、応援よろしくお願いします!

SNS

CODE MATES Instagram
たまっぷ Webサイト

記事 舘茉日乃
取材 篠田大知・島袋光弥・小島悠莉・鈴木爽真・宮本鼓崇