
活動地域
東京都福生市・東京都八王子市 めじろ台第一会館・神奈川県横浜市 若葉台団地・法政大学研究棟 12 号館

1.目的・活動のきっかけ
「子どもたちにも大人たちにも科学の楽しさを伝えていく」
イベントを通じて地域の方々に科学の楽しさを広める活動を行っています。子どもたちに対しては科学実験を通じて、理系に興味を持つきっかけを提供しています。また、大人の方々には科学技術を活用した災害対策に関心を持ってもらうために地域活動にも取り組んでいます。
ターゲットを絞らず、さまざまな地域で活動することで、幅広い世代に科学に興味を持ってもらうことを目指しています。
2.イベント・プロジェクトの雰囲気
「楽しさを味わえる体験の提供を目指していく」
- ふっさ環境フェスティバル
- 文化祭
- 太陽光発電でパンケーキ作り
- 幼稚園児と科学実験
- モビリティ社会実験
私たちは経済学部のゼミ主体のプロジェクトとして、さまざまな場所で活動をしています。福生市で開催されたふっさ環境フェスティバルでは、科学実験のショーを行いました。「振ると色が変わる水」や「ゾウの歯磨き粉」など、分かりやすさと視覚的なインパクトを兼ね備えた実験を行い、子どもたちを中心に、会場にいた多くの人びとに楽しんでもらいました。
めじろ台では太陽光パネルにて蓄電し、そのエネルギーでパンケーキやコーヒーを作り、地域住民の方々に振る舞いました。参加者には高齢者も多く、災害時に活用できる科学技術についての啓蒙活動として行いました。これらの活動を通じて、さまざまな方々に科学への興味を持ってもらいたいと考えています。
3.これから
「地域全体で科学をもっと身近なものにしていく」
今後も、子どもから大人まで、科学の楽しさを伝えていきたいと考えています。今年度始まった活動として、リチウムイオン電池を用いたバイクの制作があります。電動モビリティの組み立てから自分たちで行い、文化祭やめじろ台で展示しました。現在は大学構内で実験を行っており、公道でも走行できることを目指しています。
もっともっとたくさんの方々に科学の楽しさを広げていくために、ゼミのメンバー一丸となって今ある活動をより良いものにしていきたいと考えています。
4.学生スタッフの注目ポイント
わくわくほうせい!は、長年にわたり子どもたちに科学の楽しさを伝えてきたプロジェクトです。その経験を通じて、「わかりやすく伝える力」が自然と培われてきたように思います。多くの大人にとって、科学は難しく、防災も必要とわかっていても「大変そう」と感じがちです。しかし、わくわくほうせい! は、持ち前の「わかりやすく伝える」スキルを生かして、科学も防災も楽しく伝えることで、そうしたハードルを下げる役割を担っているのではないでしょうか。
記事 花岡蒼士
取材 花岡蒼士・島袋光弥
