法政大学ソーシャル・イノベーションセンター

　あつまれ緑区プロジェクトは、区政策課からの緑区PR推進プロジェクトをしたいという依頼から、2024年度にスタートしました。相模原市の中でも最も面積の広い緑区は、自然豊かな景色が広がっており、訪れた方が楽しく遊べる魅力を持っています。そんな緑区の魅力を、学生が実際に足を運び取材を行うことで、若い世代や子育て世代に向けてリアルな視点で発信しています。
　具体的には、おまつりやイベント、緑区内で活動しているSICの他のプロジェクトに対する取材を通して、緑区の魅力を探求しています。そして、その魅力をより多くの人に伝えるために、InstagramやX（旧Twitter）、Facebook、TikTokといったSNSを活用し、日々PR活動を続けています。

　2024年度は主に取材を行い、お祭りやイベントの存在、そこに込められた地域の方々の想いを知り、緑区への理解を深めました。写真や動画を活用し、エンタメとして楽しんでもらえるよう、分かりやすい情報発信を心がけました。
　緑区は非常に広く、橋本駅周辺、大学近くの城山地区、山間部の藤野地区など、個性豊かなエリアが存在します。実際に足を運んで取材することで、学生ならではの視点で「楽しい」「面白い」と感じた魅力を、よりダイレクトに伝えられるのが強みです。
　覚えることの多さや素材選びに苦労することもありますが、その大変さも楽しみながら活動しています。地域の方から「頑張って」「面白そう」と言ってもらえたり、プロジェクトを知ってもらえたりする喜びや、観客側では見られないところを見ることができる特別感といった楽しさもあります。これらの活動を通して、住んでいても気付かなかった魅力や、参加者の真剣さを知ることで、緑区への愛がより深まりました。

　2024年度は、緑区に住む者として、その魅力を発信する力になりたいと考えた学生2名、ゼミでのSNS活動に関する学びを活かしたいという思いを持った学生1名の、合計3名で活動しました。
　スタートを切ったばかりのプロジェクトであるため、仲間を増やしながら、SNS上でのPRにも力を注いでいきたいです。具体的には、フォロワーを増やし、緑区の魅力をより多くの人に届けることを目指しています。PR活動をきっかけに、緑区の魅力を再発見してもらうことで、緑区に住む方により地元を好きになってもらいたいです。また、若い世代や子育て世代に「行ってみたい！」と思わせるような情報発信を心がけ、たくさんの人の注目を集められるよう頑張ります。

　あつまれ緑区プロジェクトは、緑区で活動するプロジェクトの取材や、自ら足を運ぶことで、学生目線で緑区の魅力を発信しています。
　緑区は非常に広く、橋本駅周辺、大学近くの城山地区、山間部の藤野地区など、それぞれ全く異なる個性を持つエリアが存在します。そこで、実際に足を運んで取材を行い、地域に深く関わる学生にスポットを当てることで、既存の緑区としての発信とは異なる、よりリアリティのある情報を届けられるのではないでしょうか。