
活動地域
神奈川県相模原市 佐野川地域

1.目的・活動のきっかけ
「環境を自分たちの手で守る」
私たちは、相模原市緑区の佐野川の景観を守るために地域の方々の悩みの種である耕作放棄地を無くすことを目的として活動しています。その一環としてお茶畑の整備、収穫、収穫したお茶の販売の一連の流れに携わっています。
この活動が始まったきっかけは、お茶畑の地主さんが腰を悪くし、自分の畑を耕作放棄地にしないよう学生に耕作を依頼したことからでした。現在では、地域の方のご指導・ご協力のもと、景観保全の一環として、学生が主体となり毎年お茶の栽培に取り組んでいます。また、佐野川地域の他にも町田市の大戸地域でお茶畑、サツマイモの収穫などもしています。
2.イベント・プロジェクトの雰囲気
「地域の伝統・佐野川茶を学生が一から作る」
- 3月 春整備
- 4月 肥料まき
- 5月 収穫、來未さんへの煎茶加工委託
- 6~7月 夏整備
- 8月 学生茶販売
- 9月 秋整備、学生茶販売
- 11月 秋整備
一年間を通して茶畑へ足を運び農家さんと一緒に1からお茶づくりをします。雑草取りや土を慣らすときに足腰への負担など肉体労働が大変ですが、お茶がうまく収穫できた時やお茶が完売したときにとても達成感があります。
また、地域の人からの感謝の声がと活動の大きな糧になっています。お茶の売り上げは、お茶畑で使う機械や肥料に使っています。収穫から販売までの一連を携るという稀有な経験ができるのが、佐野川プロジェクトの魅力です。
また、収穫の際には学生同士で楽しく収穫をしたり、農家さんから直々に収穫のコツなどをきちんと教わることができます。
3.これから
「環境を守り未来に繋げる」
今後の活動では、佐野川だけではなく耕作放棄地で困っている地域がたくさんあると思うので、新しい活動対象地域を増やしていきたいです。そのためにも、活動する人員確保が必要なのでSICのプロジェクト同士や活動地域の近隣の学生と協力をして活動の規模を広げていきたいです。
そして、佐野川プロジェクトは地域の生業に関わるシビアな課題に取り組んできたチームです。地域との信頼関係がないとできない活動であるため、地域について学び、共感を深めながら、丁寧に関係を築いてきました。
今後、お茶販売を通じてさらに佐野川地域の人との交流をさらに深め、佐野川で築いてきた共感の輪をさらに広げていきたいです。
4.学生スタッフの注目ポイント
佐野川プロジェクトは、地域の生業に関わるシビアな課題に取り組んできたチームです。地域との信頼関係がないとできない活動であるため、地域について学び、共感を深めながら、丁寧に関係を築いてきました。そして現在、佐野川プロジェクトは販売の活動に力を入れており、さまざまな地域で自分たちの手でお茶を販売しています。この活動は、お茶という商品を通じて、佐野川で築いてきた共感の輪をさらに広げていくことにつながるのではないでしょうか。
SNS
記事 川畑快晴
取材 花岡蒼士・川畑快晴・宮本鼓崇








