Team Circulation by ホーセーイノベーションクラブ

活動地域

法政大学多摩キャンパス

1.目的・活動のきっかけ

「交流の循環が作る未来」

 私たちは、夢と目標を持った学生が集い、情報交換できる場をつくることで、なにかやりたいけど踏み出せないという学生に、一歩踏み出すきっかけを提供することを目的としています。学生同士の交流の輪や情報や協力の循環を生み出したいという私たちの思いが、チーム名である「Circulation」の由来です。

2.イベント・プロジェクトの雰囲気

「全員できっかけと交流を提供する」

  • 10月 多摩祭でキャンドル作り体験を出店
  • 12月 円芝で『プラダを着た悪魔』を上映
  • 不定期 インスタグラムでの発信

 多摩祭では、廃油を使ったキャンドル作り体験の出店を行いました。私たちは社会問題の解決に貢献することを大切にしており、この活動を通じてSDGsについて楽しく発信することを目指しました。また、多摩祭を通じて近隣地域の方々と交流でき、学生だけではなく地域の方々とのつながりが生まれたことが成果の一つです。
 さらに、12月には円芝で映画上映会を開催し、「プラダを着た悪魔」を鑑賞しました。鑑賞後、働くことや自分にとって大切なものについて考えるワークを行い、その過程で参加者同士の交流が生まれました。
 Team Circulationは、ホーセーイノベーションクラブの中で最もメンバーが少ないチームです。だからこそ、メンバー全員でのミーティングで一体感を強め、全員が同じ方向を見ることができます。

3.これから

「感謝から作られる循環が、新たなきっかけを生む」

 大きな動きとして、コロナの影響で使用されていなかった、社会学部棟下の空き店舗をリノベーションして学生のための場所「イノベーションスペース」にすることを目指しています。何かしたいという人が集まり、一歩踏み出すきっかけになる場所にしたいです。2025年12月頭にオープンを予定しています。
 2024年度はインスタグラムを思うように活用できなかったため、これからは積極的に運用していきたいと考えています。内容としては、学生が意外と知らないキャンパス内のスポットやコンテンツを紹介したいです。また多摩祭での成果を活かして、キャンパスと地域をさらに繋げる活動もしたいです。
 映画上映会のとき、SICの関係者の方々など、多くの人に協力していただきました。その経験を通じて、今度は私たちが他のプロジェクトに協力して、感謝の気持ちを共有するムーブメントをつくることで、キャンパスに良い循環をもたらしたいと考えています。

4.学生スタッフの注目ポイント

 2025年度の代表となる1年生の二人は、Team Circulationは人数が少ないプロジェクトでとてもフレンドリーな雰囲気があるため、学年に関係なくアイデアを出し、自ら主導して形にしていけると語ってくれました。「何かをしたいという想いを持っている人が一歩踏み出すきっかけを提供する場」を作っているTeam Circulationそのものが、メンバーにとっての「一歩踏み出せる」チームになっているのではないでしょうか。

SNS

Team Circulation Instagram
多摩イノベーター名鑑
ホーセーイノベーションクラブ Instagram
ホーセーイノベーションクラブ X(旧Twitter)

記事 芳賀ひなた
取材 山下友梨子・花岡蒼士・芳賀ひなた