寺田団地活性化プロジェクト(@団地)

活動地域

東京都八王子市 UR都市機構 グリーンヒル寺田団地

1.目的・活動のきっかけ

 「学生の力でつながる団地の輪」

 八王子市にあるグリーンヒル寺田で学生だからこそできる方法で、寺田団地の活性化を目的に活動しています。最寄りは京王バスの「寺田センター」で、多摩キャンパスからも近く、西八王子駅やめじろ台駅から通学している学生は目にしたこともあるのではないでしょうか。
 @団地の魅力は、団地内の子どもから高齢者まで幅広くつながれることで、2024年度現在30人ほどのメンバーで活動を行なっています。

2.イベント・プロジェクトの雰囲気

子どもも高齢者もみんなが主役!
学生がつなぐあたたかい雰囲気。

  • 定期 スマホ講座
  • 定期 おたのしみDAY
  • 11月 グリーンヒル幼稚園との交流

 主な活動として子どもたちや高齢者の方々との交流を行なっています。毎週第2土曜日には団地内のスーパーの一角をお借りし、高齢者を対象にスマホ講座を実施しています。
 また、毎月1回団地内の「おひさまカフェ」というコミュニティカフェで子どもたちを対象に「おたのしみDAY」というイベントを実施しています。おたのしみDAYの内容は学生自身で考え、毎月テーマに沿って企画・実施を行なっています。 普段できない学びを体験の提供を意識し、スライム作り体験などを行ないました。2024年度は団地内の幼稚園生を多摩キャンパスに招いて、学生たちと一緒に遊ぶイベントを実施しました。
 @団地はあたたかい雰囲気が特徴で、地域の方々とも近い距離でつながれることができます。活動に参加するにつれて地域の方々に顔と名前を覚えてもらえるようになり、色々なことに声をかけていただく機会が増えました。おたのしみDAYでは子どもたちだけではなく、高齢者の方々とも接する機会が増えつつあります。

3.これから

世代をこえたつながりを目指して」

 今後は今までなかった新たな活動や、寺田団地のお散歩企画などといったコロナで休止していた活動の復活も視野に入れながら活動を行なっていきます。子どもたちや高齢者を含めた地域の方々とのふれあいに興味がある方、時間がある方など気軽に参加できるような居心地のいい雰囲気をこれからも提供していきます。

4.学生スタッフの注目ポイント

 @団地が毎月開催しているおたのしみDAY。長年にわたり続けてきたことで、住民の方々にとって、毎月の恒例行事となっているのではないでしょうか。このような@団地の継続的な活動により、活動拠点である「おひさまカフェ」やスーパーがある「グリーンヒルおひさま広場」に学生の姿があることが、寺田団地の日常の風景になっているように感じます。

SNS

寺田団地活性化プロジェクト(@団地) Instagram
寺田団地活性化プロジェクト(@団地)X(旧Twitter)

記事 島袋光弥
取材 花岡蒼士・島袋光弥・小島悠莉・鈴木爽真