しろやまふれんず

活動地域

相模原市城山地区

1.目的・活動のきっかけ

地域と学生の繋がりから、多世代交流の機会を生み出す

 しろやまふれんずは、相模原市城山地区で活動しているプロジェクトです。地域住民から寄せられた「多世代交流の機会が減少している」という課題を背景に、多世代交流の機会を創出することや、活動を通して気づいた魅力を発信することを目的としてしています。
 現在のメンバーは約70名で、モルック大会や梅もぎ体験、E-BIKEツアー、津久井湖夏祭りなど、イベントごとにチームを編成しながら活動しています。活動の多くは、地域住民や観光協会からの依頼によって行われており、参加希望者を募る形で学生が関わっています。一方、「はじまり食堂」のように学生自身が企画・運営する自主的なイベントも特徴です。
 代表の川村さんは、幅広い分野の活動に取り組んでいる「しろやまふれんず」に魅力を感じ、「様々な活動に関わる中で自分のやりたいことを見つけられるのではないか」と感じたことをきっかけに所属し、現在も活躍されています。

2.イベント・プロジェクトの雰囲気

「城山にいる子どもも大人も私たちも笑顔溢れる空間」

  • 6月 モルック体験会、梅もぎ、e-bike ツアー
  • 7月  津久井湖夏祭り、久保沢納涼祭
  • 8月 みんなの津久井湖夏祭り、川尻八幡宮 城山夏まつり
  • 10月 小松コスモスまつり
  • 11月  秋のオレンジコンサート・津久井湖湖上祭、モルック大会
  • 12月  はじまり食堂、サンタ de コンサート

 しろやまふれんずは旧城山町にある12の自治体と関係を築き、様々な方面で地域の方と協力しながらイベントを行っています。イベントによっては顔見知りの地域住民も参加しており、継続的な交流が生まれています。
 参加人数はイベントによって異なり、夏祭りでは30人ほどが参加する一方で、平均では15人程度、少ない場合は5人ほどで活動することもあります。
 活動内容には、祭りのテント設営の手伝いや小学校訪問などが含まれ、少子高齢化といった地域の状況に触れる機会となっています。活動を通して、これまで出会えなかった地域の人と交流できることや、自分たちの活動に対して直接「ありがとう」と感謝される経験に大きなやりがいを感じています。
 梅ジャムラベルの制作では、ジャム自体は地域の人が作り、学生がラベルデザインを担当しました。地域の方とと学生が協力することで、梅ジャムを使ったレシピも豊富となり、売り上げの向上にも繋がっています。

3.これから

「様々な挑戦を経て、地域に根付く団体へ」

 今後の目標は、メンバーが入れ替わっても地域に根付く団体であり続けることです。また、活動への参加は自主性に委ねられているため、イベントによっては特定のメンバーに負担が集中しているのが現状です。
 プロジェクトとして地域と関わりが始まってから約3年であることから、今後の関係をさらに安定させていくことが必要だと考えています。
 また、今年度から「はじまり食堂」という、絵本に登場する料理を子どもたちと一緒に作る活動を行いましたが、今後は予算を考慮しながら継続していく予定です。
 さらに、E-BIKEツアーではガイド候補の学生が6〜7人おり、自転車の知識だけでなく地域の場所についても学びながら活動の準備を進めています。学生が多くの経験を得られるのは、地域の方が体験の機会を与えてくださっているおかげであり、そうした支えにも感謝を忘れずに活動していきます。

4.学生スタッフの注目ポイント

 地域との信頼関係を大切にしながら活動を広げているプロジェクトです。しろやまふれんずは、地域のイベントに参加する際も単に参加するだけでなく、設営の手伝いなどを積極的に行い、地域の方々に名前や団体を覚えてもらうことを大切にしています。こうした地道な関わりが信頼につながり、地域側から多くの活動依頼を受けるようになったのではないでしょうか。また、地域の方とのミーティングも月に1回以上行われており、代表1〜2名と地域の方およそ20名が参加し、現地またはオンラインで意見交換を行っています。このように、頻繁に話し合いの場が設けられていることも、地域の方との関係を深めることに繋がっています。さらに、依頼が増える中でも参加人数を考慮して参加の可否を判断し、自分たちが主催するイベントは必ず実施するように、活動のバランスを意識している点も印象的でした。

SNS

しろやまふれんずInstagram

記事 今村祐大
取材 吉田遥香・伊澤優里愛・今村祐大