寺田団地活性化プロジェクト(@団地)

活動地域

東京都八王子市 UR都市機構 グリーンヒル寺田団地

1.目的・活動のきっかけ

 「人と人が、つながり続ける場をつくる。」

 寺田団地活性化プロジェクトは、スマホお悩み相談会やお楽しみDAYなどのイベントを学生が企画することで、持続的なコミュニティをつくることを目的に活動しています。持続的なコミュニティをつくることで、人と人のつながりを広げ、多世代交流を促進することを目指しています。
 スマホお悩み相談会はご高齢の方、お楽しみDAYは子どもや子ども連れの方をメインターゲットとして開催しています。スマホお悩み相談会は第2土曜日にスーパーのイートインスペースを活用して行っています。基本的に学生と住民の方が1対1で関わり、スマホの基本的な操作を教えたり、日常会話を楽しんだりしています。お楽しみDAYは第3土曜日に行っています。季節ごとの行事に合わせた企画や、ゲーム、工作などを通して、地域の子どもたちと関わりを深めています。
 お楽しみDAYやスマホお悩み相談会では、学生の人数調整や企画のおおまかなテーマ決めなどの工夫を行うことで、次も参加したいと思ってもらえるような、仲良くなれて安心できる場つくりを心がけています。具体的には、初めて訪れた方が他の地域の方とつながりやすいような橋渡しや、内容を決めすぎず、出入りを自由にしたり時間に余裕を持たせたりすることで企画の内容に興味がない人でも気軽に参加しやすい環境づくりなどの工夫をしています。


2.イベント・プロジェクトの雰囲気

「ひと手間の先に、誰かの笑顔がある。」

〈定期開催〉
①お楽しみ DAY(子ども向け企画)
原則月1回第3土曜日・カフェおひさまさんと連帯
②スマホお悩み相談会(高齢者向け企画)
原則月1回第2土曜日・高齢者安心相談センターさんと連帯

〈その他〉
・Step Out てらだ だんちdeチェアリング
・寺田活性化の会 イベント補助等
・グリーンヒル寺田自治会 イベント運営補助
・寺田学童保育所 イベント補助等
・グリーンヒル寺田幼稚園 交流イベント


 本プロジェクトは、規模の大きさ・役職がない1年生でも企画の運営に関われるといった特徴を持っています。学生にとっては、普段の行き帰りで使うめじろ台から定期でもいける距離感である身近さも魅力の1つです。
 企画の準備は大変ですが、大変だからこそ達成感を感じる点でもあります。多摩祭に幼稚園や小学校の子どもたちを招いた際には、約70名の方に参加していただきました。先生との連絡や沢山の子どもを見守る大変さもありましたが、子どもたちが楽しそうにしている姿は活動の励みになりました。2025年度の多摩祭では法政馬広場の方とともに活動しました。本企画以外にも、2025年度は佐野川プロジェクトなどの他プロジェクトとの企画も実施しました。
 仲良くなった子どもたちがメンバーのことを覚えてくれていたり、地域の方から活動への期待の声をかけていただいたりする中で、本プロジェクトが必要だと地域の方から思ってもらえている嬉しさを実感しています。

3.これから

「つながりを、これからも。」

 今後は、これまで築いてきたかかわりを保ちながら新しい活動も行い、本プロジェクトだけでなく地域における法政大学の認知拡大を目指していきます。そのため、2026年度は他プロジェクトとの協同企画やスマホお悩み相談会・お楽しみDAYなどの既存の企画を継続するだけでなく、Instagramなどを活用しながら活動の認知拡大や参加者増加を行っていく予定です。
 新歓では壁や制限を設けずにメンバーを募集します。本プロジェクトは、1年生からイベントの企画などを通じて、試行錯誤しながら取り組む過程を楽しめる環境があります。一見、活動のハードルが高いように感じるかもしれません。しかし、住民の方に暖かく迎えていただけるため、実際に活動しているメンバーはそのようなハードルよりも楽しさややりがいを感じています。

4.学生スタッフの注目ポイント

 本プロジェクトは、学生のアイデアをもとにイベントの企画から運営までを行っています。そのため、自分たちの発想が実際に地域の方の交流につながっていく様子を、間近で実感することができます。子どもからご高齢の方まで誰もが参加しやすく、地域の方同士が自然につながる場をつくっています。
 こうした工夫の具体例として、お楽しみDAYでは季節の行事や工作、ゲームなどを通して交流を生み、スマホお悩み相談会では基本的な操作の案内に加えて日常会話も交えながら、一人ひとりに寄り添った関わりを大切にしています。学生自身も、人数調整やテーマ設定などに試行錯誤しながら運営に関わることで、アイデアが地域のつながりに変わる手応えを実感できます。今後も、学生のアイデアがきっかけとなり、誰かと誰かをつなぐ輪が、地域の中で広がり続けていくでしょう。

SNS

寺田団地活性化プロジェクト(@団地) Instagram
寺田団地活性化プロジェクト(@団地)X(旧Twitter)

記事 舘茉日乃
取材 舘茉日乃・山本歩・佐藤拓瑠