
活動地域
神奈川県相模原市 若葉台住宅

1.目的・活動のきっかけ
「若葉台を、みんなのふるさとに。」
若葉台プロジェクトは、現代福祉学部のゼミ活動として行われていた活動を引き継ぎ、2024 年度の秋チャレンジをきっかけに、地域の方々の要望をもとに活動しています。若葉台は神奈川県相模原市城山地域に位置しており、若葉台住宅に住民だけでなく、城山地域全体の関わりも大切にしています。若葉台住宅は誕生から50年以上経過しており、入居当初から暮らす住民の方々の高齢化や、地域活動の担い手不足などを背景とした空き家問題を抱えています。こうした状況の中で学生たちは、学生ならではの視点をもって多世代交流を軸に課題解決に取り組んでいます。
また、長期目標として「若葉台ふるさと計画」を掲げています。この目標には、若葉台に住んでいる子どもたちだけでなく、ご高齢の方や働いている方にも若葉台を「ふるさと」と感じられる場所になってほしいという想いが込められています。子どもたちが成長した後も若葉台に関わりたいと思えるような地域への愛着を育むことや、現在暮らしている方々にも若葉台の魅力を再発見してもらうことを目指しています。
2.イベント・プロジェクトの雰囲気
「地域の想いに、応え続ける。」
- 4月 若葉台自治会総会への参加
- 5月 新メンバー募集・広陵小学校 PTA 会長とのミーティング
- 城山まちづくり会議主催モルック大会参加
- 6月 地域視察
- 7月 納涼祭(館ヶ丘プロジェクトとの協同)
- 8月 夏祭り
『若葉台ヒストリー番外編』としてワーキンググループ会議でのワークショップ- 9月 自主企画 ①「若葉台遊びフェスタ2025」
- 12月 現役世代交流会
- 2月 自主企画 ②「若葉台遊びフェスタ2026もうすぐ春」
〈通年〉- YY若葉にてカフェの運営のお手伝い(毎週水曜日)
- 自治体のワーキンググループへの参加(毎月1回)
2025 年度の9月には、地域の子どもたちを対象とした「若葉台遊びフェスタ2025」を開催しました。スライム作りや風船バレー、お菓子交流会など、様々な企画を実施しました。広報面では、小学校や幼稚園でのチラシ配布に加え、Instagramを活用した宣伝も行い、幅広い世代に知ってもらうきっかけとなりました。
「若葉台遊びフェスタ2025」で子どもたちから好評をいただいたこと、同年度の12月に「現役世代交流会」で働いている現役世代と交流したことを踏まえ、2026年度2月に「若葉台遊びフェスタ2026もうすぐ春」を開催しました。このイベントは、三世代(子ども・現役世代・ご年配の方)による多世代交流の場となりました。具体的には、ペットボトルボウリングや風船運びリレーを行いました。ペットボトルボウリングは、2024年度に行ったクリスマス会で、作りながら遊ぶ企画が好評だったことを踏まえて考案しました。風船運びリレーは2人1組の企画だったため、イベントを通して幅広い世代が交流を
深めることができました。
3.これから
「多世代交流で、課題を解決する。」
課題への向き合い方や解決方法に悩みながらも、地域の方と関わる中で、「まずは具体的な問題を理解すること」を大切にしています。その上で、学生として何ができるかを考え、地域に住む人同士をつなぐイベントを企画し、交流のきっかけづくりに取り組んでいます。
こうした活動を通して、空き家問題や商店街のシャッター街化、買い物難民といった地域課題の解決につなげていくことを目指しています。一方で、現在活動に参加している方の多くがご高齢であるため、今後の担い手となる人を見つける必要があると感じています。活動を次の世代へとつないで多世代交流や課題解決が継続していくことを願い、学生たちも共に活動し続けます。
4.学生スタッフの注目ポイント
若葉台プロジェクトは、親身に地域の方に寄り添って多世代交流を促進するプロジェクトです。活動当初は年代や立場で地域の方を捉えていましたが、関わり続ける中で一人ひとりの想いを知り、ともに若葉台の一員として応え続けています。期待に応えられなかったと感じた経験もすなおに語りながら、その悔しさをワーキンググループへの参加や具体的な議論へとつなげている姿から活動への熱量を感じました。地域の熱意が学生を動かし、学生の行動が地域のつながりをより強くする好循環が、若葉台プロジェクトには生まれているのではないでしょうか。
昨年の記事はこちら⇒2025年度 記事

記事 舘茉日乃・吉田遥香
取材 舘茉日乃