
活動地域
東京都八王子市 館ヶ丘団地

1.目的・活動のきっかけ
「学生の力で、団地に新しい交流の場を」
館ヶ丘YOUthBASEは、八王子市の館ヶ丘団地で活動する学生主体の地域プロジェクトです。かつて賑わいを見せていた館ヶ丘団地商店街では、現在シャッターが閉まった店舗も多く、地域の交流の場が少なくなっています。そこで、商店街のシャッターを開けること、大学生が常に地域に関わる拠点をつくること、団地に住む若者が気軽に集まれる居場所をつくることの3つを目標に活動しています。カフェ「ユースベース」やスマホ相談会、学習相談など、地域住民が気軽に参加できる企画を学生自身が考え、運営しています。これらの取り組みを通して、館ヶ丘団地に新たな交流の場を生み出し、学生の力で地域にさらなる賑わいを生み出すことを目指しています。本活動は、法政大学の課外プログラム「たまぼら」の館ヶ丘プロジェクトの一環として行われています。
2.イベント・プロジェクトの雰囲気
「空き店舗から生まれる、団地の新しい交流 ―試行錯誤の先にある、地域とのつながり―」
- 8月 花見川団地見学
- 月1回 URとの打ち合わせ
- カフェ「ユースベース」
2025年度は6、7、11月に1回、9月に3回開催
館ヶ丘YOUthBASEは、館ヶ丘団地商店街の空き店舗や集会所を活用し、地域住民と学生が交流できる場づくりに取り組んでいます。活動の中心となっているのはカフェ「ユースベース」で、自治会とも連携しながら1〜2か月に1回のペースで開催しています。他にもスマホ相談や学習相談、季節に合わせたワークショップなどを行い、子どもから高齢者まで幅広い世代が気軽に立ち寄れる交流の場となっています。週1〜2回のミーティングを行いながら企画を考え、URや行政の方とも定期的に意見交換を行っています。こうした活動を通して、空き店舗の活用や学生の拠点づくりを進め、団地に新たな賑わいと交流の場を生み出すことを目指しています。
3.これから
「団地に根づく、学生と地域の新しい拠点へ」
これまでのカフェ「ユースベース」や地域イベントの経験を活かし、活動をより持続的なものへと発展させていくことを目指しています。商店街の空き店舗を活用した拠点の常設化や、地域
に根づく活動環境の整備が長期的な理想です。また、地域で活動するNPOとの連携を深め、安定した運営体制の構築も進めていきます。2026年度は、活動の基盤づくりを重視し、若者の現状分析や活動の周知を通して参加者の拡大を図ります。なお、現時点ではプロジェクトとして新入生歓迎会は実施せず、基盤や受け入れ体制が整ってからの実施を検討しています。館ヶ丘プロジェクトに参加する学生の中から関心のある人を受け入れながら、将来的には多世代が気軽に交流できる拠点づくりを進めていきます。
4.学生スタッフの注目ポイント
「試行錯誤の中で広がる団地の繋がり」
館ヶ丘YOUthBASEの注目ポイントは、学生が主体となり、試行錯誤を重ねながら地域との関係性を築いている点にあります。カフェ「ユースベース」やワークショップには、子どもから高齢者まで幅広い世代が参加し、交流の機会が生まれています。特に9月には最大で約80人が参加するなど、継続的な取り組みの中で一定の広がりも見られます。
一方で、活動には基盤や人員の不足といった課題もあり、安定した運営体制が十分に整っているとはいえません。掲示板での周知や既存のつながりを活かした広報を行いながら、参加者の確保や関係の継続に取り組んでいます。このように、課題を抱えながらも地域との接点を積み重ねている点が、本活動の特徴です。
SNS
記事 藤川遼一郎
取材 舘茉日乃・伊澤優里愛・佐久間陸翔



